Amazonの領収書は注文履歴の「領収書等」から発行し、スマホはアプリではなくSafari・Chromeで開くのが公式の唯一の経路です。PC・iPhone・Androidの出し方、表示されない原因、宛名変更や適格請求書の扱いを公式ヘルプの記載どおりに整理しました。
- Amazonの領収書は注文履歴の「領収書等」から発行する
- Amazonの領収書の出し方|PC・iPhone・Androidの発行手順
- Amazonの領収書が表示されない・ボタンがないときの原因と対処
- Amazonの領収書の宛名変更はできる?宛名欄・但し書きの扱い
- Amazonの適格請求書(インボイス)を発行する条件と手順
- Amazonの領収書が「請求書しかない」「変わった」と感じたときの見方
- Amazonの領収書を一括でダウンロードできる?複数注文・再発行の扱い
- Amazonプライム会費やセルフメディケーション税制の領収書はどこから出す?
- Amazonの領収書に関するよくある質問
- まとめ
- 本記事で参照した主な情報源
Amazonの領収書は注文履歴の「領収書等」から発行する
Amazon(アマゾン)の領収書は商品に同梱される紙ではなく、注文履歴の「領収書等」から自分で表示・印刷する電子ファイルです。Amazon公式ヘルプの「領収書の印刷」が案内するAmazonの領収書の印刷方法は、注文履歴を開く、該当注文の「領収書等」を選ぶ、「領収書/購入明細書」を選ぶ、ブラウザの印刷機能で印刷する、の4つだけです。セキュリティ上の理由からAmazonは領収書の印刷代行や郵送を受け付けていないため、この経路が唯一の発行方法になります。
注文履歴から出せる書類は2種類あり、用途で使い分けます。
| 書類 | 開く場所 | 用途 |
|---|---|---|
| 領収書/購入明細書 | 「領収書等」→「領収書/購入明細書」 | 支払いの証明。経費精算やメーカー修理時の購入証明書 |
| 明細書/適格請求書 | 「領収書等」→「明細書/適格請求書」 | インボイス制度の適格請求書(消費税の仕入税額控除用) |
後者の支払い明細書は、2019年10月1日から注文履歴で確認・印刷できるようになった消費税法に基づく電子ファイルで、公式ヘルプは「経費報告書に使用できる正式な適格請求書(または区分記載請求書)」と位置づけています。Amazonの明細書には購入明細書と支払い明細書の2つがあり、名前は似ていますが、前者は領収書と同じリンク、後者は適格請求書のリンクから出す別の書類です。
Amazonの領収書の出し方|PC・iPhone・Androidの発行手順
PC(ブラウザ)で領収書をダウンロード・印刷する
- STEP1
Amazon.co.jpにログインし、画面上部の「注文履歴」を開く
- STEP2
領収書を出したい注文に表示されている「領収書等」を選ぶ
- STEP3
「領収書/購入明細書」を選ぶ(適格請求書が必要なときは「明細書/適格請求書」)
- STEP4
ブラウザの印刷メニューを開き、プリンターで印刷するか「PDFに保存」を選ぶ
PC版に専用のダウンロードボタンはなく、ブラウザの印刷メニューで「PDFに保存」を選ぶのがAmazonの領収書をPDFで残す方法です。保存時に注文日と注文番号をファイル名に入れておくと、後から探すときに注文履歴を開き直さずに済みます。Amazonの請求書の印刷も同じ画面で「明細書/適格請求書」を選ぶだけなので、経費精算で両方が必要なら続けて出しておきます。
iPhoneのSafariで領収書をPDF保存・印刷する(スマホの出し方)
Amazonの領収書をスマホ(iPhone)で出すときは、Safariでモバイルサイトを開きます。Amazonショッピングアプリからは領収書/購入明細書を印刷できません。
- STEP1
Safariで amazon.co.jp を開き、ログインして「注文履歴」を表示する
- STEP2
該当注文の「領収書等」から「領収書/購入明細書」を選ぶ
- STEP3
画面下の共有アイコン(四角から上に矢印が出たマーク)をタップする
- STEP4
メニューの「プリント」を選び、プリンターを指定して印刷する
紙に出さずPDFで保存したいときは、共有メニュー上部の「オプション」で送信形式を「PDF」にしてから「ファイルに保存」を選びます。iPhoneでの領収書の保存先は「ファイル」アプリになるので、経費精算アプリへはそこから添付します。
AndroidのChromeで領収書を印刷・PDF保存する
- STEP1
Chromeで amazon.co.jp を開き、ログインして「注文履歴」を表示する
- STEP2
該当注文の「領収書等」から「領収書/購入明細書」を選ぶ
- STEP3
右上のその他アイコン(縦の三点)から「共有」を選び、「印刷」をタップする
- STEP4
画面上部でプリンターを選んで印刷する。「PDF形式で保存」を選べば端末にPDFが残る
リンクを押すとアプリが開いてしまうときの対処
Amazonのリンクをタップするとショッピングアプリが自動で起動する端末では、ブラウザのアドレスバーに amazon.co.jp と直接入力してモバイルサイトを開きます。それでも「領収書等」が出ない注文は、公式ヘルプが「モバイルウェブサイトで印刷対象外」としているケースに当たるため、PCサイトの注文履歴から出してください。
手元にPCがなくても、ブラウザのメニューにある「PC版サイト(デスクトップ用Webサイト)を表示」に切り替えると、スマホからPC版の注文履歴を開けます。
Amazonの領収書が表示されない・ボタンがないときの原因と対処
Amazonの領収書が出ない・ボタンがないという状態は、次の4項目のどれかに当てはまります。
商品の発送前は領収書等が表示されない
領収書等(領収書・適格請求書・支払い明細書)は、注文商品が発送されると注文履歴に表示されます。発送されるまでは閲覧も印刷もできないため、注文直後に「領収書等」のボタンがないのは不具合ではなく仕様です。予約商品や出荷準備中の注文は、発送のお知らせが届いてから注文履歴を開き直してください。
ショッピングアプリでは発行できない
Amazonショッピングアプリからは、領収書/購入明細書も明細書/適格請求書も印刷できません。アプリの注文詳細で領収書が発行できないときは、SafariやChromeでモバイルサイトを開き直すか、PCサイトから注文履歴にアクセスします。Amazonの請求書がダウンロードできないときも、まずアプリで開いていないかを疑ってください。
支払い方法によっては領収書が発行されない
Amazonの領収書が発行できない支払い方法は次の表のとおりです。
| 支払い方法 | 領収書 | 代わりになる書類 |
|---|---|---|
| クレジットカード・携帯決済・あと払い(ペイディ)・PayPay・Amazonギフトカード・Amazonポイント・パートナーポイント・メルペイ・au PAY | 注文履歴の領収書をそのまま使用 | |
| コンビニ払い・ATM払い・ネットバンキング払い・電子マネー払い | 各支払い窓口が発行する受領書等。購入明細書と適格請求書は注文履歴から出せる | |
| Amazonビジネスの請求書払い | 銀行振込の控え |
Amazonのコンビニ支払いの領収書は、レジで受け取る受領書が正式な証憑になるので、支払い時に必ず受け取って保管してください。領収書は出ない支払い方法でも、購入明細書と適格請求書は注文履歴から表示できるため、受領書とセットで保存すれば経費精算に対応できます。経費で使う注文はクレジットカードなど領収書が発行される方法で支払うのが確実です。Amazonの支払い方法の変更手順は別記事で解説しています。
モバイルサイトで印刷対象外の注文はPCサイトから出す
ブラウザで開いているのにAmazonの領収書が印刷できない、「領収書等」が表示されない注文は、モバイルウェブサイトで印刷対象外になっている注文です。公式ヘルプはこの場合PCサイトから注文履歴にアクセスするよう案内しているため、PCか、スマホのブラウザをPC版表示に切り替えて開いてください。
Amazonの領収書の宛名変更はできる?宛名欄・但し書きの扱い
Amazonの領収書に宛名欄がないわけではなく記入欄はありますが、空欄のまま発行され、注文画面や注文履歴から宛名を指定・変更する機能はありません。スマホでもPCでも同じで、Amazonの領収書の宛名変更ができない、宛名欄がないと感じるのはこの仕様によるものです。空欄に自分で会社名を書き足す行為は書類の改ざんとみなされる可能性があるため、行わないでください。
請求書の請求先は支払い方法の請求先住所で決まる
明細書/適格請求書に印字される請求先住所は、支払い方法に関連付けられている住所です。Amazonの適格請求書や請求書の宛名変更に当たる操作はこの請求先住所の変更で、アカウントサービスの支払い方法から変えられます。ただし注文商品が出荷準備に入ると支払い明細書の内容は変更できなくなるため、経費で落とす注文は注文前に請求先を整えておく必要があります。支払い方法や住所の編集画面の場所はAmazonアカウントの変更方法にまとめています。
但し書きは商品名の明細が代わりになる
Amazonの領収書に但し書きの欄はなく、購入した商品名と金額がそのまま明細として印字されます。複数商品を一度に注文した場合は1枚の領収書に全商品がまとめて記載され、商品ごとの分割発行はできません。品目を分けて経費計上したい商品は、注文の段階で別々に注文しておきます。
Amazonの適格請求書(インボイス)を発行する条件と手順
Amazonの領収書と適格請求書は同じ「領収書等」の中にあり、適格請求書は「明細書/適格請求書」のリンクから出します。印刷できる条件は次の2つのどちらかです。
- STEP1
注文履歴を開く
- STEP2
該当注文の「領収書等」を選ぶ
- STEP3
「明細書/適格請求書」を選ぶ
- STEP4
ブラウザの印刷メニューから印刷またはPDF保存する
マーケットプレイスの商品は購入前に出品者へ確認する
マーケットプレイス出品者が販売する商品は、出品者が登録番号を登録しているかどうかを、出品者に直接問い合わせないと確認できません。公式ヘルプも購入前に適格請求書の発行可否を出品者へ問い合わせるよう案内しているため、仕入税額控除が必要な買い物は注文前に確認しておきます。Amazonの領収書もマーケットプレイス出品者の商品では出品者名が発行者として印字される点が、Amazon.co.jp販売の商品と異なります。
Amazonビジネスなら発行対象の商品を絞り込める
Amazonビジネスのビジネスアカウントに限り、検索フィルタで適格請求書の「発行対象が含まれる商品」に絞り込めます。商品詳細ページに「適格請求書の発行対象です」と表記された商品を購入すると、注文履歴から適格請求書をダウンロードできるため、法人や個人事業主で経費購入が多い場合は出品者への問い合わせが不要になります。
Amazonの領収書が「請求書しかない」「変わった」と感じたときの見方
注文履歴に請求書しかない、Amazonの支払い明細書しか出ないという状態は、次の2つのどちらかです。
前者は「領収書/購入明細書」を選び直せば解決します。後者は支払い窓口の受領書を領収書の代わりにし、注文履歴の適格請求書を添えて処理します。支払い明細書は公式ヘルプが経費報告書に使用できる正式な適格請求書と位置づけている書類なので、領収書と同じ画面から出せる正式な証憑として扱えます。
「Amazonの領収書が変わった」と検索されるのは、注文履歴のボタン名が「領収書等」で、領収書と適格請求書が別々のリンクに分かれている現在の画面に、以前と違う操作感があるためです。公式ヘルプの現在の案内は上記の手順のみで、Amazonの領収書に関して「legacy」と付く旧形式のURLを使う方法は案内されていません。旧画面に頼らず、注文履歴の「領収書等」から出す手順を覚えておけば十分です。
Amazonの領収書を一括でダウンロードできる?複数注文・再発行の扱い
公式ヘルプにAmazonの領収書を一括ダウンロードする機能の案内はなく、領収書は注文ごとに「領収書等」から1件ずつ表示します。月末にまとめて出すときは、注文履歴の期間の絞り込みや検索で対象の注文を並べ、上から順に開いてAmazonの明細をダウンロード(PDF保存)していくのが現実的な方法です。過去の注文を探す操作はAmazon購入履歴の確認方法で詳しく説明しています。
複数商品を一度に注文した場合は、領収書は1枚にまとめて明細記載され、購入後に商品ごとへ分割することはできません。逆に、同じ注文の領収書を何度でも再発行することは可能で、「領収書/購入明細書」のリンクを再度開くだけです。Amazonビジネスのアカウントでは2回目以降に開くと請求書発行日が更新されて「再発行」と表示されるため、経費精算用には最初に出した1枚を保存しておくと提出時の説明が要りません。
一括で出せない代わりに、注文を1回にまとめれば領収書は1枚になります。同じ月の備品購入をまとめて注文すると、月次の経費精算で扱う枚数を減らせます。
Amazonプライム会費やセルフメディケーション税制の領収書はどこから出す?
プライム会費の領収書はプライム会員情報から表示する
Amazonプライムの領収書は、商品の注文履歴ではなくプライム会員情報の画面から出します。
- STEP1
アカウントサービスから「Amazonプライム会員情報」を開く
- STEP2
「支払い方法の変更」を選ぶ
- STEP3
「印刷可能な領収書をすべて表示する」を選ぶ
- STEP4
該当の請求の「レシートを表示する」を選び、ブラウザの印刷メニューで印刷またはPDF保存する
プライム会費の適格請求書だけは注文履歴側にあり、キーワード検索で「プライム」と入力して該当の請求を開きます。会費を経費にする場合は領収書と適格請求書の置き場所が違う点に注意してください。Amazonプライムの会員特典や会費の確認は公式ページから行えます。
セルフメディケーション税制の領収書は問い合わせで発行する
確定申告のセルフメディケーション税制で使う領収書は、注文履歴からの自動発行ではなく、Amazon.co.jpから購入した商品はカスタマーサービスへ、出品者から購入した商品は出品者へ直接問い合わせて発行してもらいます。対象商品かどうかは厚生労働省のホームページで確認するよう公式ヘルプが案内しています。
Amazonの領収書に関するよくある質問
- Q「領収証」や「レシート」という名前の書類はありますか?
- A
Amazonの領収証と領収書は同じ書類を指す別表記で、注文履歴で使われている名称は「領収書/購入明細書」と「明細書/適格請求書」の2つです。Amazonでレシートという表記が使われるのは、プライム会費の画面にある「レシートを表示する」ボタンだけです。
- QAmazonの領収書の見本はどこで確認できますか?
- A
この記事で参照した公式ヘルプに領収書の見本画像はありません。発送済みの注文を1件開いて「領収書/購入明細書」を表示すれば実物を確認できます。マーケットプレイス出品者の商品は、出品者名が領収書発行者として印字されます。
- Q社判や角印を押した領収書はもらえますか?
- A
Amazon.co.jpが発行する領収書も出品者が発行する領収書も、社判の捺印は受け付けていません。
- Qメーカー修理の購入証明書として使えますか?
- A
使えます。Amazonの領収書は購入証明書として、メーカーに修理を依頼する際にも利用できると公式ヘルプが案内しています。
- QAmazonの領収書の宛名を変更する画面はスマホにありますか?
- A
ありません。宛名欄は空欄のまま発行され、スマホでもPCでも宛名を入力・変更する機能は用意されていません。宛名が必要な場合は、支払い方法の請求先住所を注文前に整えて明細書/適格請求書を使うか、購入先を経理担当者に相談してください。
まとめ
Amazonの領収書は注文履歴の「領収書等」から「領収書/購入明細書」を選んで印刷・PDF保存し、適格請求書は同じ場所の「明細書/適格請求書」から出します。スマホはショッピングアプリではなくSafariやChromeでモバイルサイトを開き、共有メニューから印刷またはPDF保存してください。表示されないときは、発送前・アプリ・コンビニ払いなどの支払い方法・モバイルサイトの印刷対象外の4点を順に確認すれば原因が特定できます。宛名は空欄のままで変更できず、追記は改ざんになるため、宛名が要る買い物は注文前に請求先住所を整えておきます。海外通販の領収書は仕様が異なるので、SHEINの領収書の出し方は別記事を参照してください。


